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そこにはひっくり返りかけてる宇佐美さんの姿……
「え?ちょっと…千代?どうしたの?」
有栖が宇佐美さんのもとに駆け寄って行くと……
「……あ、き、京太くん?……が」
「…え?京くんがどうしたの?」
そのまま有栖は宇佐美さんの誘導に乗るまま……
クルッと振り向いて宇佐美さんの後ろの席の京太を見ると……
「!!!!!!」
あー…わかったかも…
俺はすぐに二人のもとに近寄った
そして振り返るとそこには……
まるで絵の中から出てきたような美しい少年が……
というか、京太が小さな寝息を立てて眠ってました
「か、か、かっこいい……」///
宇佐美さん……京太見て第一声がそれ?
そこにはただメガネをかけた京太…
それを見て驚く二人……
まぁ、仕方ないか……
普段とは全く想像つかないもんね……
「…え?ねぇねぇ、凪これどういうこと!?」
「京太はね……メガネかけると普通にかっこよくなるんだよ」
そう……イケメンのメガネ男子とか言うやつである
「え?で、でもでも雰囲気とかも全然違うし…」
「まぁ、人にはそれぞれイメージがあるからね……それも含めてこうやって大きく変わるとギャップもすごいんでしょ」
「す、すごいも何も!!」
そう言って有栖は京太を見る…
京太は元々顔立ちはそんなに悪くない
メガネをかける前は見えないから目を凝らして細めることが多かったから…
メガネをかけると自然な感じで目を開ける
今は寝てるけどね…
…まぁ、要するにメガネをかけて目を凝らさなくなったから目が大きくなるってことなんだけど…
それに加えてインテリっぽい感じも醸し出されるから結構…というかかなりかっこよく見えるってわけだ
こういうギャップがかなりすごい
正直、男でも嫉妬するレベルのかっこよさ
というか、さっきから宇佐美さん目がハートになってるけど…
「か、かっこいいよぉ……」///
これは完全に別の世界に行ってるな……
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