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「え、えーっと……」
「京太……」
「な、凪……これは…どういうこと?」
「………鏡を見てこいよ」
「ここまで変わるんだね~…びっくりだよ~…」
な、なにが?
「眠ってる姿もかなり良かったけど、まさかここまですごくなるとは~」
「俺も久々に見たがかなりインパクトがでかいな……普段からメガネかけてりゃいいのに…」
だから何が?
「は、はぅぅぅ……」
ブシュー///
なんか宇佐美さんの頭から蒸気みたいなのでてるけど…
「あ!ち、千代がこのままだと溶けてなくなるから…京くん!メガネ外して!」
「え?あ、あぁ…うん」
そうして俺はメガネを外しケースへとしまう…
「……………はぅ」
なんか宇佐美さん今日変だな…
「だ、大丈夫?」
「……だ、だいじょうぶ……れす」
絶対大丈夫じゃないな……
なんでかは知らないけど……
「これは駄目だな…京太、宇佐美さんを家まで送ってやれよ…」
「え?」
「あ~!それがいいよ~!」
なんか話がどんどん進んでくな……
「じゃあ…私たちは帰るから~有栖のこと頼んだよ~!」
「え!?ち、ちょっ!」
「凪~…駅前のクレープ食べに行こ~!」
「ん、りょーかい」
「ありがと~…大好き!!」
そうして凪たちは帰って行った……
残されたのは未だに頭から蒸気を吹き出し続ける宇佐美さんと……
何がなんだか全く理解していない俺だった……
か、帰るか…
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