お互いの気持ちっ!恋と恐怖はどちらが勝つか…

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京太視点…… 「はろー、元気ー?」 「あ、姉さん」 屋上でどうやって告白するかウンウンと唸っているところに間の抜けた声が降ってきた 「美春さん、お久しぶりです!」 「おー、凪くん久しぶりー」 まぁ、二人はちょっとした知り合いだしね… 「というか…姉さん今日はいったい何しにk」 「凪くん彼女できたんだってー?羨ましいぞー」 「あ、はい…ありがとうございます」 なに柄にもなく照れてんだ?凪のやつ… というか…俺のことは…無視…? 「しかし凪くんに彼女かー…まぁ、たしかにかっこいいもんねー…うちの愚弟とは違って」 「いやいや…そんなことないですよ」 「ちょっ!!」 愚弟ってなんだ!? 俺の扱いひどくない? 「あーぁ…凪くんのことキープしておけばよかったなぁ」 「え!?」 「ちょっと…また無視!?」 凪のやつ顔真っ赤じゃん というか…女性慣れしまくってる凪にこんな表情させるとは… 我が姉ながら恐るべし… 「ふふっ、冗談よ…凪くんったら照れちゃってかわいっ♪」 「……………」 おーい、凪大丈夫か? なんか…すごい蕩けちゃってるけど… そんな姿を庭園さんが見たら多分間違いなくキレられるぞ… というか…いい加減、俺を空気にするのやめてもらっていいかな? 悲しくて俺泣いちゃうよ? 「泣けばいいじゃない」 また姉さんに心読まれた… ていうか、冷たい! 氷のように冷たいよ姉さん!
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