初デートっ! デートって…何したらいいんだ?

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「ねぇねぇ、京太!今度デートしようよ!」 「え!?デ、デート!?」 唐突なお誘いに驚く俺 「だって約束したじゃん!」 「約束…?」 「あ!忘れてるでしょ?」 「……ご、ごめん…」 「もう!そんなシュンとしないでよ…可愛くて怒れないじゃん…」 そう言ってより一層強く腕を抱いてくる彼女 女性に腕をくまれたことのある男性の方はわかると思いますが… じつはこの体制かなり密着するんですね そしたら当然…当たってしまうわけで… 「…………」 「なんで顔赤くなってんのー?」 「え、えっと…その…な、なんでもない…」 離れてなんて言ったらまたうるうるしそうなので言わなかった 彼女にこんなことしてもらえるのは嬉しいけど理性と戦わなければならない 生き地獄である 「いつ約束したか覚えてないでしょ!」 「う、うん…」 「もう!131ページだよ!」 「ち、千代…さすがにそれは…」 「あ、そっか…埋め合わせしてくれるって言ってくれたときだよ!」 うちの彼女がわけわかんないこと言って大変申し訳ございませんでした… (とりあえず忘れてた方は131ページを見といてくださいね)コソコソ こういうネタは持ち込むなと作者には厳しく言っておきます… 「思い出した?」 「う、うん…」 「じゃあ、いつにする?」 「う、うーん…今週末の日曜日とかでいい?」 「もちろん!楽しみー♪」 そう言ってエヘへと微笑む千代… こんな可愛い子が俺の彼女だなんて… まるで夢のようだ… 「私達は完全に無視なのね~」 「もはや空気ですらなくなってたけど…」 「イチャイチャで負けるなんて悔しい…」 「……そ、それはよくわからないけど…」 無視してました…ほんとすみません
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