出会いは突然にっ!ってわけでもない

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「あの、……ごめん…名前聞いても…いいかな?」 「えーっ!名前も覚えてないの!?ちゃんと今日の自己紹介聞いてた~?」 聞いてた……と思います… でも、こんな可愛い子なら忘れるはずないんだけどな…… 「もう……私の名前は宇佐美 千代(ウサミ チヨ)だよ!女の子の名前忘れるのはNGだよ、まったく……」 宇佐美 千代……? ウサミ チヨ? もしかして…… 「……俺の…前の席の女の子?」 「ピンポンピンポーン!!大せいかーい!!」 えーーー!!! こんな可愛い子だったの!? 前だから顔とかまったく見えなかった…… それに頭の中は今日あった不思議出来事のせいで帰る頃には前の女の子のこととかどうでもよくなってた (主にテキトーな担任と校長のクソ短い話についてで) 「どう?思い出してくれた?」 「う、うん……」 「そっか~!ならよし!許してやろう!!」 え?俺もしかして怒られてたの? 可愛すぎてわかんなかった むしろちょっと萌えたんだけど……
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