662人が本棚に入れています
本棚に追加
――――――――――――――――――――
ガラガラッ…
…………
教室に戻るとクラス中から好奇の視線を浴びた……
怖じ気づいて教室から出ようとしたが誰かに呼び止められた
「ねぇねぇ!」
姉さんのことでも聞かれるのかな?と思い、チキンスキルを発動させビビりながら振り返ると…
あまり面識の無い女子がたっていた…
かなり可愛い子だ……
まぁ、二日目なので面識が無いのは当然だが…
「え、えと……な、何……?」
「話は聞いてるよ~。今日、千代の家に行くんでしょ~?」
はて?千代?……
あぁ、宇佐美さんのことか!
「なんで千代が呼んだか知りた~い?」
「え?そ、それは……お礼が…したいからって……」
「ふっふっふ~、実は……んぐっ!」
何か言おうとしてその女の子は口を塞がれた
どこからともなく現れた宇佐美さんに
そういえば、宇佐美さんどこにいたんだ?
「ちょっと有栖!それは言わないって言ったじゃない!」
「いいじゃ~ん、別に~」
なにやら取り込み中なので待つことにした……
最初のコメントを投稿しよう!