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そして時は昼休み……
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あー、前後がやかましいなー……
飯も食べ終わっちゃったしなー
これ以上ここにいたらクラスの空気感が半端ないことになっちゃうよ……
もういっそ舌でも噛んで死のうかな……
よ、よーし……噛むぞ……噛むぞー……
「あの、奥田くん……」
「うわぁぁああ!ごめんなさい!噛みません!噛みませんから!」
「……噛むって……何を?」
「え?あ……いや……そのー」
「???」
あー、相手が困っていらっしゃる……
ちなみに俺に話しかけてるのは凪でも宇佐美さんでも庭園さんでもなくクラスメイトの……
ごめんなさい、次までには覚えてきます……
「……えっと……それでさ……奥田くん……」
「な、な、何かな!?」
「奥田くんを呼んできてって頼まれたんだけど……」
そう言ってその子は教室のドアを指差した……
するとそこには……
姉さんがいた……
こっちを向いて手招きをしている
なんだ?今日はおとなしいな……
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