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「……で、どうしたの？姉さん」
「購買に行くわよ」
「え？」
「購買に行くわよ」
「二回言わなくていいよ……姉さん」
「だって聞き返したじゃない」
とか言いながら姉さんは廊下を歩き始めた
さすがにその場にとどまるわけにもいかないのでついていく
「え？……だって姉さんお弁当作られてたでしょ？母さんから」
「お母さんの今日はビミョーに足りなかったのよね」
「え？俺のは普通だったけど……というかいつも通りだったよ？」
「お母さんはあんたのには手なんか抜かないわよ……あんたの作るようになってから私のが若干減ったのよね……」
そうだったのか……
母さん……姉さんのも手抜いちゃダメだよ……
「でもこの時間に何か残ってるの？姉さん」
「まぁ、ほとんど残ってないでしょうね……」
「え！？無いかもしれないのに行くの？」
「だってお腹すいたんだもの」
「…………今度から俺の少しあげようか？」
「あぁ、それもいいわね……でもまぁ、ほんとに足りなかったら友達からでも奪うわ」
貰う じゃなくて 奪う なんだ……
そんなこんなで購買に到着……
姉さんはコッペパンを手に入れた
そのまま屋上へ……
あれ？俺なんで素直についてきてるんだ？
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