662人が本棚に入れています
本棚に追加
そうかも……
少し……気にしすぎなのかもしれない……
「どう?スッキリした?」
「……え?」
「あんたここ最近顔がどよーんとしてたからねー。お母さんが心配してたよ?」
「……あ」
「あんまり心配かけんじゃないわよ?」
あ……俺……二人に心配かけてたのか
というか……その話のためにわざわざ昼休みに……?
……やっぱり姉さんには敵わないや
「……うん!もう大丈夫!」
「……そう」
そう言って姉さんは優しく微笑んだ……
「う~ん……久々に姉っぽいことしたから疲れたわ。まぁ、頑張んなさいよー」
「……姉さん」
「ん?」
「今度……ゆっくりクラスに遊びにおいでよ。宇佐美さんたち……紹介するからさ!」
「……気が向いたらねー」
そう言って姉さんは屋上から出ていった
俺も戻ろ……
最初のコメントを投稿しよう!