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空に両翼を広げ飛行する一点の光。
天災龍シャングリラ。
その一体は空から大陸を見下ろし自分がなぜ天災と呼ばれているのか疑問に思っていた。
自分としては、穏やかに平穏に暮らしていたい。
というのが本音だが、如何せん先祖が凶悪すぎた。
幼龍を人間に殺され頭にきた先祖が殺した人間を噛み殺し、さらに其の者の住んでいた国を3日3晩滅ぼし尽くした。
実際、一日でその国は地図から消えたのだが怒り狂った先祖の攻撃は止むことなくとうとう地形まで変えてしまう始末。
その後、地図上に奇抜な場所ができてしまったのは言うまでもない。
それが自分であるシャングリラ。
天災龍とはよくいったものである。
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