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入り口でチューターさんに数学の担当者を呼んでもらう。
近くにあった机に座って待っていると、ほどなくして数学のチューターさんが現れた。
緊張しながら、軽く挨拶をして教科書を広げる。
そして、改めて真正面からその人の顔を見て驚いた。
・・・・雨宮さんだ！
雨宮さんは気がつかないのか、淡々と説明をしてくれる。
彼との再会に感動しながらも、しっかりと問題の解き方を覚える。
彼の解説は、相変わらず、いや、前よりずっと、分かりやすい。
あっという間に質問が終わり、名残惜しく思いながらも御礼を言う。
すると唐突に彼が口を開いた。
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