序章 ツマラナイ世界と魔法使い

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「はぁ……完全に遅刻」 笑っては、みるが頬が引きつってうまく笑えない…。 「あの、担任遅刻するとものすごく怖いんだよね…最悪、一つくらい弱み握れたらいいのに」 サラリと怖い発言をする魔亥。 だが魔亥の容姿は性格に似合わず、色素の薄い茶色の髪に瞳髪は、サラサラ。 肌はあまり日焼けをしておらず白い。 そして瞳は二重で鼻筋も通っている。 格好いいと言うより綺麗や可愛らしいと言った方がしっくりくる容姿をしている。 (もう急いでも意味はあまり無いしのんびりと朝食を取ろう) ドアを開けキッチンに向かう。 キッチンは綺麗に整理整頓されている。 いや一切物が無く殺風景といったほうがただしいだろうか。 魔亥はまずパンをトースターにセットする。 次にフライパンを温め、油をしく。 次にベーコン、卵を入れ焼く 半熟になったと頃で皿に移しベーコンエッグの完成だ。 ------チン パンが焼けた。 これで朝食が完成する。 ちなみにまだパジャマ姿なので一度部屋へ戻り制服に着替えリビングに戻る。 「んーこんなところかな?何時より上手くできた!!」 誰にともなくそう言うと朝食を食べ始める。
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