第一章

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「東条忍くんだね。分かった。 じゃ、よろしくね?」 出されてた手を握り返す。 「はいっ!俺の事は好きに呼んでくれて構いません!」 「じゃあしーちゃんなんてどう?(笑)」 いつもながらネーミングセンスがないと思う。 「はいっ!しーちゃんで構いません!」 ありがとうございます!とニコニコしながら手を上下に振る。 可愛いなぁ~。 「しーちゃん、せっかく友達になったんだしメアドとか交換しようよ。」 一旦手を離してもらい、携帯を取り出す。 しーちゃんも光の速さで携帯を取り出す。 「勿論です!俺がやっておきます!」 「そぉ?ありがとう(ニコ」 とりあえずしーちゃんに携帯を預け残り一口のオムライスを食べる。 「ご馳走様でした。」 オムライスを食べ終わったら次はタルトだ!! 好きな物なだけにさっきよりニコニコしながら親衛隊からもらったタルトを広げる。 「どれにしようかな天の神様のいうとおり、なのなのな、鉄砲撃ってぇーバンバンバン!」 小さい頃よくやった決め方で決めた。 「まずはこれからだ」 親衛隊にもらった袋を開ける。 が入ってたのはタルトではなくモンブランだった。 大丈夫だ、問題ない。 モンブランも大好きだ。
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