第一章

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あ、最後に食べたケーキに何か仕込まれてたか……。 クソッ。 「じゃ、連絡とれるように俺のアドレスとも交換しとく。」 名も知らない不良君が数秒でアドレス交換を終わらせた。 「おい!未来大丈夫か!?」 俺の異変にいち早く気がついたのは親友ではなく 黒毬藻君だった。 なんで勝手に呼び捨てかはわからないがスルーだ。 黒毬藻君が俺の肩を掴み揺らした 「ンッアッ!!///」 声が漏れた。 チッ相当強い媚薬盛られたな…。 黒毬藻君を含め周りが顔を赤くする。 頭は冷静だが体が言うことを聞かない。 「さ…触らないでね…ハァ///」 一応忠告をした。 全身の力が抜けテーブルに伏せた。 そんな時 『きぁぁぁぁぁああああ!!!』 悲鳴が響く。 この強い媚薬のせいで些細な振動にでも感じてしまう。
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