第一章

5/15
前へ
/19ページ
次へ
「ねぇ未来!今日ね、一年生に転入生が来るんだって!!めずらしいよね!!」 確かにこの学園に転入生ってめずらしいな…。 「知華、転入生は一年でしょ?なら会える確率低いね~。」 「つか、今の時期に転入生って事もめずらしいぞ?」 そう、和の言うとおり今は5月だ。新歓もやっていない。 三人でワイワイ話してると 「皆さん席についてください。さっさとしないと単位上げませんよ?」 担任が来た。 俺のクラスの担任は敬語+眼鏡+ドSだ。 若干副会長と被る。 「皆さん座りましたね。 ん?佐々木、何ですかそのデカい袋は…?」 「あ、コレは親衛隊の可愛子ちゃんたちに貰ったケーキとかです。」 「そうですか。分かりました。 それでは出席をとろうと思いましたが全員いるのでいいです。」 こうして、HRは終わり授業も普段通り進んでいった。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

798人が本棚に入れています
本棚に追加