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あの時…君を失ったあの日からあれからどれくらいの月日が経った？
「朝………か……」
何気ない朝が来る…唯一違うもの……君が…君が隣に居ないこと
「春歌♪おはよ～」
春歌「雅季か……おはよ」
雅季「なんだなんだ？元気無いじゃん、なんかあったのか？」
春歌「………」
「お前は朝から大人しく出来ないのか？(怒)」
雅季「ゲｯ昂眞…」
昂眞「おはよう…春歌…」
春歌「ありがとな…昂眞」
雅季「あっ……そ～だ♪春歌、今度俺さバンドやるんだけどさ…ボーカルやってくれない？」
春歌「やらない………」
雅季「え…ちょっと…即答!?なんで？お前歌うの好きじゃん」
春歌「俺は歌わない…」
そう、俺は歌わない……もう歌えない…鳴らないんだ音楽が…君を失ったあの日から俺の歌は無くなった…
騒がしい教室の中で昂眞が俺に話かける…
昂眞「春歌…具合悪いのか？…顔色悪いぞ…」
春歌「ちょっとな……」
昂眞「何かあるなら…俺が…聞くぜ？」
春歌「大丈夫だよ……ただ一限目はさぼる」
昂眞「……分かった……」
いつもより時間が過ぎるのが遅く感じる…今日は俺の誕生日…そして君が俺の目の前から消えた日
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