RYTHEM1~春

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泣いてる…俺が?…藍璃…君が居なくなってから涙が出なかった俺が?… 床に落ちる雫…それは紛れもなく…俺の目から流れ落ちていた… 春歌「なんで…俺……泣いてるんだ?… 」 分からない………分からない……呼吸が痛い……次の瞬間…目の前が暗くなった 「…………ぶ?………」 「……大丈夫?…」 優しい…声…誰?……藍璃?…意識が戻ってくる…… 春歌「…………ここは?……」 「保健室だよ~」 春歌「…なんで…俺……ここに?」 「何も覚えてない?……」 春歌「……ピアノ?…」 そうか……俺あの後倒れたのか…何て事を頭の中で整理していると… 「君、何年生?クラスは?」 俺の事を心配そうに覗き込む顔… 春歌「三年……」 「えっ…私より年上!?」 当たり前の反応だな…確かに俺は童顔だ…… 春歌「俺は…三年Sクラスの間宮春歌…君は?」 「私は…葉月七羽です!」 そう、これが…七羽…君との出会いだった
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