101人が本棚に入れています
本棚に追加
/89ページ
優哉「わからないって?」
僕はさっきとは真逆に気を落としている春奈に訊いた。
春奈「私的には上手く出来たよ?…でもそれが優哉の口に合うか分からないし…。」
優哉「………ハハッ」
僕は春奈の意外な言葉に笑ってしまった。
春奈「なっ、なんで笑うの!?/////」
春奈は恥ずかしくなったのか、顔を赤くして訊いた。
優哉「だって……
春奈らしくないもん。」
春奈「私らしく…?」
優哉「そっ。春奈は春奈らしくしてなきゃ。」
春奈「それって…どんなの…?」
優哉「うーん…我儘で自己中でマイペースで──」
春奈「ちょ、ちょっと!言い過ぎだよ!それにほとんど意味が一緒だし!(汗)」
春奈は優哉の言葉を遮った。
優哉「ま、それが春奈だよ(笑)」
春奈「もぅ…心配して損したし。早く食べて。」
優哉「うん、頂きます。」
最初のコメントを投稿しよう!