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僕はオムライスを一口、自分の口に運んだ。
その味は、この前のオムライスとは比べ物にならない程美味しかった。
優哉「美味しい…」
と、つぶやいた声を聞いた春奈は「ホントっ!?」と、喜んでいた。
春奈「良かった~…」
春奈は安心したようで、椅子にぐったりもたれる。
優哉「春奈も食べなよ」
春奈「そうだね!頂きまーす!」
春奈は、キチンと椅子に座り直してオムライスを食べた。
春奈「美味し~♪」
優哉「ホントに。これから料理は春奈が作ってよ。」
春奈「それはヤダ。作るの時間かかるし、朝早く起きないといけないし。」
優哉「それは僕も──」
春奈「それに。」
優哉「?」
春奈は優哉の言葉を遮って、続けた。
春奈「優哉が作る料理の方が美味しいんだもん。」
優哉「なっ…//」
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