†入学式†

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春奈が風呂から出てきたのは、優哉が食器を片してから20分程経った頃だった。 髪が濡れている春奈はいつもと違い、とても大人びていた。 春奈「優哉ー、お風呂は入りなよー?」 優哉「うーん。」 僕はやる気のない返事をして、風呂場に向かった。 こんなやり取りをしていると、春奈が僕の母親みたいだ。 風呂場の前の脱衣所には、洗濯機や洗面台、寝巻きなどが置いてある。 優哉「はぁー…。」 春奈の後に脱衣所に入ると、決まってため息が出てしまう。 優哉の視線の先には、春奈の脱ぎっ放しにしてある衣類。 その中には当然、春奈の下着もあり… とりあえず、優哉はそれを端にやって、風呂に入った。
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