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まず、春奈を持ち上げる
所謂お姫様抱っこで
春奈は特に異変もなく、スヤスヤ寝ている
優哉「いい気なもんだ…」
リビングを出る際に肩で電気を消して、器用に足で扉を閉めた
階段を上がる時は特に気を張り巡らせて。
怖いお姫様が起きたら大変なことになる
優哉が階段の半分を登り切った時、春奈の目が開いた。
優哉(起きた!?)
優哉が諦めかけた瞬間、春奈が優哉の首に手を回して目を瞑った
そして、またスースーと寝息をたてる
優哉(よかった…)
優哉は一息ついて、再び足を進めた
春奈が寝ぼけて優哉の首に手を回しているので、安定感が増して、先程よりはスムーズに登ることができた。
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