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すると、背中の上から声がした
春奈「ねぇ優ちゃん。もう素直になったら?」
優哉「でも…」
春奈「別にそんなことで皆が優ちゃんのこと嫌いになるわけでもないし、もしなっても私は優ちゃんの味方だからさ?」
優哉は、春奈が本当に寝ぼけているのか不思議だった
正論を言って、普段の春奈とは逆だ。
だけど、春奈の言葉は胸の奥にヒシヒシと伝わった。
変わると決めたんだ…
自分にそう言い聞かせて、優哉は口を開いた。
優哉「……僕は…春奈と一緒に暮らしてる…。」
そう言った後、優哉は俯いて、皆の言葉を待った。
笑われるかと思ったが、皆の言葉は全く逆だった。
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