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リビングで対峙する2人
朱雨「ねぇ、この家から出て行ってくれない?」
優哉「……や…」
朱雨「声が小さい。ハッキリ言えよ」
優哉「いやだ……じゃあ僕はどこで生活しろっていうんだよ…」
朱雨「さっきも春奈に言ったけど、お前はホームレスでもやってりゃいいんだよ。」
春奈「朱雨!言い過ぎだってば!」
朱雨「だーかーらー。春奈はこんな僕っ子を庇うの?」
春奈「当たり前でしょ…?」
朱雨「あぁ、もしかして体の関係持ってるとか?それならそうと…」
朱雨の言葉が途切れた
春奈がビンタをしたからだ。
春奈「どうしてそんなこと言うの…?」
朱雨「痛ってぇなぁ…!」
朱雨は春奈に向かって拳を振り上げた
春奈は反射的に目を瞑る。
しかし、吹っ飛ばされたのは春奈や朱雨でもなく、優哉だった。
優哉「ッ!!」
春奈「優哉ッ!?」
春奈は急いで優哉に駆け寄った
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