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優哉は春奈に支えられて上半身だけ起こす
春奈「どうして…?」
春奈は涙目で朱雨を見た
朱雨「はい?」
朱雨は口角を歪ませながら春奈を見る
春奈「どうしてこんなことするの?」
朱雨「あれ?泣いちゃった?(笑)」
春奈「ふざけないでよ……もう出て行って…」
朱雨「……それはもう現れないでってことか?」
朱雨の問いかけに春奈は涙を零しながら無言で頷く。
朱雨「そうですか。君はオレよりその僕っ子を選んだわけか。……チッ、一生僕っ子とイチャついてろ。」
朱雨はそう吐き捨てるように言って2人に背を向けた。
優哉「……を……た…。」
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