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春奈「…え?」
優哉のその呟いた様な声は朱雨の耳にも届き、朱雨は足を止めて2人の方に向き直った。
朱雨「?」
優哉「…なを……せた…。」
朱雨「だから、声が小さいって言ってんだよ。」
大きな声で言わない優哉に、朱雨は痺れを切らした
優哉「春奈を泣かせた…。」
春奈「私…?」
朱雨「…だから?」
優哉は自分の足で立ち上がり、朱雨の元に歩いて行く
春奈「優哉!?」
朱雨「なんだよ…また殴って欲しいのか?それならお望みど───」
瞬間、朱雨が吹っ飛んだ
優哉「春奈を泣かせる奴は、オレが許さない…。」
優哉が殴ったのだ。
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