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そして、しばらく沈黙が続く
春奈「優哉…、」
沈黙を破ったのは春奈だった
春奈「どうして…泣いてるの?」
優哉は俯いたまま肩を震わせていた
優哉「泣いてないよ…」
春奈「ウソ。床に涙が落ちてる。」
優哉「だって…オレ、春奈がそんなに辛い思いしてたのになにも知らなかった…」
春奈「優哉…」
春奈はそっと優哉を自分の方に抱き寄せた
相変わらず優哉は震えている
優哉「オレ…は、」
春奈「ありがとね?優哉…心配してくれて。」
優哉「春奈…ゴメン…ッ」
春奈「フフッ、ホントは泣く方が逆のような気がするけど…(笑)」
……………
………
…
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