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春奈「ってことがあったの…。」
春奈が過去の話を終えると、皆は黙り込んでいた
春奈「え、なんか変な事でも言った?」
友香「いや、優哉が"オレ"って言うのが信じられないし…」
莉子「人を殴ったり…」
遙香「人格変わるんだ…」
春奈「もしかして…信じてない?」
春奈は皆に疑いの目を向けた
友香「いや、信じるよ!!……で、春奈はその日からずっと優哉が好きなの?」
春奈「そだよ?」
莉子「告らないんですか?」
春奈「うん。フられたら一緒にいられなくなるかもしれないじゃん。」
遙香「じゃあ…ずっとこのまま?」
春奈「かもねー。」
友香「でも春奈がここまで慎重なのって珍しいよね?」
春奈「そう?」
友香「だって今までなんて、ちょっといいなって思う人を見つけたら告って、オッケーもらえたら付き合って、飽きたら別れるの繰り返しだったじゃん(笑)」
春奈「んー……そうだっけ?忘れちゃった(笑)ま、勉強勉強♪」
莉子「春奈さんするんですか?」
春奈「しない、3人とも頑張ってー♪」
莉子「しないのッ!?」
その日の勉強は男女ともにあまりせず、勉強会を開いた意味がないほどだった。
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