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2人が教室に入ると、既に幾つかのグループに別れていた。
優哉「うわ……」
春奈「あ、皆居るよ!行こ?」
優哉「あっ…」
春奈は優哉の手を引いて、1団へと向かって行った。
春奈「皆おはよ~」
?「あ、こじはるさん!」
春奈「さっしー、邪魔~。」
莉子「なんでッ!?」
今、春奈に邪魔者扱いされたのは、刺原莉子(サシハラリコ)。
優哉「ねぇ、なんでさん付けなの?」ボソッ
優哉は気になった事を小声で春奈に聞いた。
春奈「あー…さっしーは何故か敬語なんだよね…。意味わかんないけど。」
莉子「だから何でッ!?」
?「てか、その人誰?」
1人の女子が春奈の隣に居る優哉を見て言った。
優哉「あ…壱松優哉です…」
春奈「優哉は私の幼馴染で、人見知りが激しいの。」
友香「そうなんだ…私、板尾友香(イタオトモカ)。好きに呼んでね?」
優哉「よ、よろしくお願いします…。」
春奈「ぱるるも自己紹介しないと優哉がなんて呼べばいいかわからないでしょ?」
遙香「あ、ごめん、私は島本遙香(シマモトハルカ)。皆からは、ぱるるって呼ばれてるけど好きに呼んでね?」
優哉「よ、よろしく…。」
?「ちわ~~~ッ♪」
優哉が遙香に挨拶し終えた瞬間、1人の男が優哉の後ろから肩を組んで来た。
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