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大我・遙香side
遙香「ねぇ、」
遙香が高台の上にあるベンチに腰をかけて言った
大我「ん??」
遙香「えっと…その…」
大我「なんだよ(笑)」
遙香「うん…あのね?……大我君って好きな人…とかいる??」
大我「それ、いつも思うんだけどさ、聞いてどうなるの??」
遙香「あ、…ごめん…」
大我「いや、否定してるわけじゃないんだけど、もし好きな人がいるって知ったらどうなるのかな~って。…その人は諦めるのかな??そしていないって言ったら、その人は自分の事は好きじゃないってことじゃんか。そうでしょ??」
遙香「でも…好きな人がいなかったら、自分にもまだチャンスがあるって思うんじゃないかな??」
大我「へー……あ、俺は好きな人いないからな??」
遙香「そっか……あ、行きたいところが出来たんだけど…いい??」
大我「いいよ、どこ??」
遙香「そこに人が沢山いるでしょ??」
大我「そこか、いいよ。行こっか」
遙香「うんっ♪」
遙香は立ち上がり、高台を下りはじめた
……………
………
…
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