舞踏会へご招待、だが断る!

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と此方はエミリア達から離れ会場、外にレックスを連れ出した彰 レ「おいアキラ、エミリアちゃん達から離れて良かったのか?」 彰「なにすぐ終わるから・・・とほれ」スッ レ「なんだ?これ・・・」 彰が布に包まれた小さな御守りをレックスに差し出すとレックスは不思議がりながら御守りを見た 彰「もし俺がエミリア達の近くに居ない時に役立つもんだ」 レ「何故俺に?渡すならエミリアちゃんに渡せばいいじゃん」 彰「いや、な?・・・・・・・察してくれ」 レ「・・・・・・成る程あの時の惨劇を繰り返したくないんだなお前」 彰「痛いのはもう嫌なんだ・・・それに金の減りが尋常じゃなかったからな・・・」 レックスはあの日目の前で起きた事件とも呼べる惨劇を思い出し彰に哀れみの眼差しを向ける レ「急に教室でプレゼントなんてするからだぜ?」 彰「まさかナディア先生まで参戦してくるなんて思わなかった」 レ「粗方振られたんだろ・・・それでその矛先がお前に向いたんだ」 彰「まぁ今回は頼んだぞ」 レ「何かは知らねぇが任せな」ニィ スッ 彰「あぁ」トンッ レックスの差し出す拳に自分の拳を合わせた彰はレックスと共にエミリア達の下へ戻った
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