舞踏会へご招待、だが断る!

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「くっ・・・頬を掠めたか・・・」タラッ 彰「俺の勝ちは決まったな」 「たかが頬を掠めただけでいい気に・・な・・・る・・・な・・・っ!?」バタンッ 頬から血を流しながらも再び剣を構えようとした瞬間視界が横になり倒れた 彰「なんで倒れたか分からない顔してるな?女」 「体が・・・動かない・・・」 彰は倒れた女性を見下ろしながら言った 彰「こいつの毒は相手の四肢を奪う。掠めてもそれは同じ」 「麻痺毒か・・・」 首だけを動かし視線を彰に向ける 彰「残念だけど、麻痺毒じゃあない・・・奪うのはあくまで四肢のみ」 ダンッ 「っ!?」 彰「痛みは毛ほども消えないんだよ」グリグリ 女性の掌を踵で踏みつけながらゲス顔で解説した 「止め・・・ろ」 彰「あん?」 「隊長・・から・・・足を離せ!」 と【言葉の重み】で地面にねじ伏せられている敵の一人が苦しみながらも彰を睨みながら言う 彰「・・・・・・・・」 彰は踏みつける足を離しその敵の場所へと歩み寄って行った
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