舞踏会へご招待、だが断る!

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メ「何故追わないんですか!」 彰「うるさい」パンッ メ「っ!?」トスッ 彰の脇に立ち敵が出ていった穴を指差しながら言うメリックの頬を彰はひっ叩いた。頬を叩かれたメリックはそのまま尻餅を着き叩かれた頬に手を当てながら彰を睨んだ 彰「テメェの身勝手な行動で人一人の身に危険が出たんだぞ!」 メ「それは敵が人質を・・・」 彰「人質が危険に晒されても自分の理が通ればそれで良いのか?違うだろ!」 メ「・・・・・・・」 第三者から見ればまるで母親が我が子を叱っているように見えるであろう。叱られているメリックは目に涙を溜め俯いた。だが彰はそんな事はお構い無しに続けた 彰「勇者に選ばれだからと言って優越感に溺れている奴はクズだ!今のテメェみたいにな!」 メ「っ・・・・・・」 彰「勇者に選ばれたならそれらしい考えと行動しろ。出来ないのなら今すぐ荷物纏めて家に帰れテメェみたいn・・・・・・」 といきなり彰の話が途切れた 彰「・・・・・・もう一度よく考えろ・・・俺は帰る」 数秒の空白がありその後彰はメリックに背を向け出口へと向かった。エミリアなどが止める事など気にせずに・・・
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