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彰サイドーーーーー
「ぎ、偽善者?!」
彰「まさかこんな所にいるとはな女」
「くっ・・・何しに来たんだ」
彰「ん~・・・探検かな?」
「はぁ?」
彰「いやさぁ、今上でお偉いさん方で話し合いしてるんだわ。その間暇だから探検ってわけさ」
「見つかれば貴様でも死刑だぞ」
彰「見張りには寝てもらってるさ。で、お前らこんな所でなにやってんだ?」
「私達は明後日には処刑されるんだ。たった一度の失敗でな」
彰「・・・・・・」
女の言葉に彰は黙って耳を傾ける
「それほどまでにこの国は残虐なんだ」
彰「・・・・・・助けてやろうか?」
「もう貴様に借りは作りたくない・・・」
彰「そっか・・・・・なぁ上で何が話し合われてるか知ってるか?」
「知るわけないだろ。私達は失敗した日から此処にいるんだから」
彰「なら教えてやろう」ニカァ
彰はまるで子供のような満悦の笑みを浮かべながら話した
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