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彰「俺達の国とお前の国で同盟を組むんだとよ」
「それがどうした」
彰「でもその案に俺は反対だ」
「何故だ?」
彰「お前みたいな奴等がいるからだ」
「・・・・・・・」
急に真剣な顔になった彰は続けた
彰「たかが一度の失敗で処刑する国なんて要らない。だから助けてやるよ」
「・・・・・・・・」
彰の言葉に女は答えなかった
「偽善者」
彰「なんだ?」
とここで一人の隊員が彰を呼んだ
「隊長だけでも助けてくれないか?」
「!お前!」
彰「理由を聞こう」
「隊長はここでいなくなっちゃいけない人だ。偽善者、隊長を頼む」
「止めろ・・・お前達を置いて私だけ助かるなんて出来るか!」
「でも隊長!」
彰「はいは~い喧嘩はそこまでだ」パンッ パンッ
隊長と隊員の言い合いを彰は手を叩いて止めさせた
彰「それじゃお前全員歯喰いしばれよ」
「待て!それはどういうk・・・」
彰「待たねぇよ。創造魔法モデル『八雲紫』【すき間】」パチンッ
「「「「「あぁぁぁぁ・・・・・」」」」」
彰は女が止める事など聞かず指を鳴らすと同時に隊長と隊員達の真下にすき間が現れ五人を飲み込んだ
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