絶望の暗闇に希望の光を

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リ「いきなり怒鳴るからびっくりしたわ」 彰「さてと奴等の動きが楽しみだ・・・あ、城の一部崩れた」 彰は双眼鏡で崩れた城の一部を見て微笑んでいると イ「偽善者、私達の準備は出来だぞ」 彰「お、そうか・・・ならリアートとイサギ、お前ら二人が先導して避難民を皇国から離れさせろ。もし敵が出てきたらなるべく戦わず避難民を連れて退け」 イ「お前はどうするんだ?まさか出てきた敵と戦うのか?一人で」 彰「取り敢えずそのつもりだ」 イ「私は元皇国の兵士だ。彼処には私よりも強い奴は沢山いる」 彰「そいつらに俺が負けるとでも?」 イ「いや・・・そう言う訳では・・・」 彰「安心しな・・・俺は負ねぇよ」ポンッ ポンッ イ「や、やめろ!///」 彰「かっかっかっ!」 リ「彼を心配するよりも敵の方が哀れに見えますよ」 彰は笑いながらイサギの頭を撫でるとイサギは頬を赤くしながらその手をはね除けた。リアートは遠くからでも分かるように上がっている黒煙を見ながらそう呟いた
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