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彰「ん~・・・テメェの妻と娘ってのはこいつらの事か?」パチンッ
スゥ
「「きゃ!」」ドシンッ
彰が激戦を左手に持ち右手を鳴らすと【すき間】が現れ中から女性と少女が姿を表した
「あ・・あぁ・・・」
彰「どうやら合ってたらしいな」
「いたたっ・・・・・ん?あなた!」ダッ
「パパ!」ダッ
彰「はいストップ」ザンッ
「ひぃ!」
女性と少女が走り出そうとするのを彰は進行方向に激戦を振り下ろし止めた
彰「あんた今の状況分かってる?分かってるんだったら首を縦に振れ分からないなら殺す」
「・・・・・」コクッコクッコクッ
彰「よし」
「ま、待ってくれ!」
彰「ん?」
女性は少女を抱き締めながら頷くとさっき彰へと剣を振り下ろした兵士が近付きながら言った
「た、頼む!妻と娘だけは!」
彰「妻と娘だけは?なんだ?妻と娘の命だけは助けてくれ?なら対価は?テメェの命を代わりにってか?テメェの命にそんな価値あると思ってんのか?」
「っ・・・・・」
彰の言葉に唇を噛み締めながら俯く兵士
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