絶望の暗闇に希望の光を

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彰「・・・・・・・国に残ってた奴等は皆さっきの空間にいる。まぁ国王はいないけどな」 「どう言う意味だ」 彰「テメェらに残された選択肢は二つ、このまま俺に家族もろとも殺されるか、俺達の国に来るかだ」 「・・・・・少し待ってくれ、皆を集める」 彰「俺は気が短いんだ。早く頼むぞ」 「あぁ・・・」 そう言って兵士は集結している部隊の元に向かった 彰「飴食うか?」スッ 「あ、ありがとう」 彰「あんたは?」 「い、要りません」 彰「そっか」パクッ コロコロッ 彰は部隊へと向かう兵士を見送りポケットに入っていた飴を少女に渡す ーーーーーーー それから数十分後さっきとは違う兵士が彰に近付いてきた 「私は皇国軍の最高指令部の者だ」 彰「んな事はどうでもいい・・・・・決まったのか?」 「あぁ決まった・・・だが約束して欲しい」 彰「なんだ?」 「差別だけは・・・しないでくれ」 彰「んな事俺がさせるかよ。よしリアート達も連れてくる頃だから皆を集めて着いて来い・・・・・変な真似したら即座に殺すからな」 「分かっている。そこまでの力など私達には残っていない」 彰「なら行くか」 彰を先頭に兵士達とすき間から出した人達を連れて合流地点を目指した
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