絶望の暗闇に希望の光を

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彰「お~い・・・結構集まったな」 リ「そっちほどではないわ」 イ「こっちこれで全員だ」 彰が合流地点に着くと彰が来るのを待っていたリアートとイサギと避難民達が既にいた 彰「なら帰るか」 リ「この人数での移動は時間が掛かるわよ?それに道中には山賊だっているかもしれないし」 彰「そんな時の【どこでもドア】×6」ドンッ リ「だからどっからそのドアが出すんですか」 彰「企業秘密だ」 リ「まぁ今さらですけどね」 彰「ほら帰ろうぜ。お前ら六列に並んでこのドア潜れ!文句がある奴は原稿用紙5枚書いて提出しろ。読まずに捨ててやる」 リ「読まないんですか・・・」 イ「ありがとう」 リ「何がですか?」 避難民と兵士を並ばせている彰から離れたリアートとイサギ。突然イサギがそう呟いた イ「私の為にここまでしてくれて」 リ「私はただ彼の監視役としてここにいます。感謝の言葉なら彼に言って下さい」 彰「きびきび歩け!泥団子ぶつけるぞ!」 リ「まぁ子供みたいな所もありますけど、私は彼を信頼していますよ」 イ「ありがとう・・・キサラギ」 彰「あん?何か言ったか?」 イ「なんでもないよ」 彰「そうか」 その後30分ほどで移動が完了し避難民を王様に渡し彰とリアートは王宮を後にしその日を終えた
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