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彰「イテテッ・・・」
エ「大丈夫?」
彰「何とかな・・・ところでエミリア」
エ「あの子の事についてでしょ」
彰「よくわかったな」
エ「それに付いては移動しながら話すわ。行きましょ」
彰「おう」
エミリアと彰は再び歩き出し教室を目指した
エ「あまり時間が無いから手短にね。彼女は初等部の子よ。そして呪眼の持ち主よ」
彰「呪眼?」
エ「どうしてそうなったかは知らないけど彼女の眼は呪われているのよ。それも何故かメデューサにね」
彰「って事はみた物を石に変えるのか」
エ「えぇ・・・だからあぁやって両目を包帯で隠しているのよ」
彰「隠してるなら前見えないんじゃないか?」
エ「それが不思議なのよね。見えないのに周りが見える・・・だから気味悪がって誰も近づかないのよ」
彰「大変なんだな」
エ「そうね・・・っと着いたみたいね。入りましょう」ガラッ
エミリアと話しているといつの間にか教室の前に着いていたらしくエミリアに続いて教室へと入った彰
彰「(呪眼ねぇ・・・)」
授業を聞きながら頭の隅では呪眼の少女の事を考えていた彰であった
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