呪眼の少女と交流会

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彰「あっ、俺は如月彰だ」 ペ「知ってます。先輩の名前は初等部でも有名なんですよ」 彰「そっか・・・それと先輩は止めてくれ。気軽に彰で構わねぇよ」 ペ「そ、そんな!先輩相手に呼び捨てなんて・・・」 彰「別に構わねぇんだけどなぁ・・・」 ペ「じ、じゃあアキラ・・・さんで・・・」 彰「まぁそれでいいか」 ペ「えへへ・・・」 ペルシアと彰は道中他愛ない会話をして目的地に近付いていた 彰「ところで一つ質問良いか?」 ペ「?どうぞ」 彰「包帯で目隠してるけどどうやって外を見てるんだ?」 ペ「その事についてですか・・・」 彰「あっと・・・答えたくないなら別に答えなくていいぞ?無理強いはしないから」 ペ「いえそこまで重くはありませんよ?こう目に少し魔力を流すと見えるんですよ。まぁアキラさん達みたいには見えませんが・・・」 彰「じゃあどう言う風に見えるんだ?」 ペ「なんかこう・・・人や生き物は赤やオレンジで、建物や命が無いものは緑や青で私の視界に写るんです」 彰「まるでサーモグラフィーみたいだな」 ペ「?」 ペルシアは彰の言葉に首を傾げるもすぐに続けた
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