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ハサュアが先頭を歩く事10分くらいすると目の前に古ぼけた扉が姿を表す
ハ「君たちの探し物はこの中だ」キィィィ
彰「入るぞ」
ぺ「はい」
二人とも覚悟を決め、ハサュアに続き中に入る。そして二人の目に飛び込んで来た光景は・・・・
彰「・・・・・・・宝石・・・なのか?」
ぺ「綺麗ですね」
ハ「あれが君たち人間がドラゴンの涙と呼んでいる代物だ。そして私達竜族が長い間祀っていた物だ」
土で造られた祠の中心に神々しく祀られていたのは滴の形をしている宝石であった
彰「これじゃドラゴンの涙回収は不可能だな」
ぺ「残念ながら・・・でもなんで不死鳥の涙みたいな効果があるって噂が流れたんだろう・・・」
ハ「これでわかっただろう人間。此処に居ても意味はない。故に去れ、これ以上いるのであればそれ相応の処置を取らせてもらうぞ」メキメキ
両腕からドラゴンの鱗が浮かび上がりいつでも戦える体制になるハサュア
彰「あんたと戦う気はねぇよ。・・・悪かったな邪魔した」
それを見て彰は呆れた顔でハサュアに謝る
ハ「そうk・・・」
バンッ
「お父さん大変!」
ハ「どうしたサルーク」
彰の言葉に少し安心したハサュアの言葉を遮ったのは少年、サルークであった
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