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「貴様が国崩しをした二つ名『偽善者』か」
彰「?」
王様「すまん、世間体でそうさせてもらった」
彰「ならそれで合ってるぜ」
「そうか・・・・・・・・さようなら」スパッ
彰「はぁ?」ボトンッ
セ「えっ?」
彰に近付く女性がそう告げると同時に腕を真下に振り下ろすと肉の塊が床に落ちる音がその場に響き
彰「あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!」
そして直ぐ様、肩から先が無くなった場所を押さえ床に膝を着き痛みに叫ぶ彰の声が響き渡った
「国崩しをした者が何れ程の力量かと思えば・・・こんなものか」ペロッ
彰「テメェ・・・」ボタボタッ
セ「キサラギ!貴様!」シャキ
彰の腕を切り落とした女性は彰の血がついた手を舐めながら彰を見下した。彰は肩を押さえながら睨み付け、セルビアは剣を抜き構えた
「自己紹介がまだだったな人間、私が名はサタン、現魔王だ。そして此方は私の娘ヒルデリカ」
ヒ「・・・・・」ペコッ
魔王、サタンは自分の名と娘を王様、彰、セルビアに紹介し言った
サ「偽善者、貴様を我が娘ヒルデリカの婿にしようかと思ったがこれ程までに弱いとは・・・・・話しにならんぞ」
彰「おいちょっと待て」
サタンの言葉に彰は出血する腕などお構い無しに立ち上がった
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