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彰「あぁもうやってられるか!俺は帰る!」
セ「キサラギ!」
彰はセルビア達に背を向け出口へ向かおうとしたが
サ「待て」ガシッ
彰「っ・・・・」
サタンがそれを許さず彰の肩を掴み止める
サ「我が娘を忘れているぞ」
ヒ「・・・・・」ニコッ
彰「だが断る!」バッ
彰は肩を掴むサタンの手を振りほどきそのまま手をサタンやセルビア達に向け
彰「【狂眼、嘆きのラプンツェル】」ズズズ
そう唱えると彰の足下から影がセルビアや王様もろとも呑み込んだ。そして影が晴れると彰の姿はどこにもなかった
ヒ「逃げ・・・られた」
セ「何も私達まで巻き込まなくても・・・」
サ「まぁ善い・・・ヒルデリカ追えるか?」
ヒ「うん・・・ママが付けてくれた魔力・・・見えるよ」
サ「じゃあ行きなさい。私は城に戻るからね」
ヒ「うん、ママありがとう」
サ「お前の為ならなんだってやるさ・・・・・それじゃねヒルデリカ」ナデナデ
サタンはヒルデリカの頭を撫でそう言い残し自分の影へと姿を消した
ヒ「私も行かないと・・・ママの魔力が消えちゃう」
そしてヒルデリカも彰に付けた魔力を頼りに王宮を出ていった
セ「結局私達のいる意味っていったい・・・」
王様「いいじゃないか平和に解決して」
セ「平和に解決した・・・のか?」
疑問を胸にセルビアも王宮を後にギルドへと戻った
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