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エ「アアアキラま、ま魔族ってどういう事よ?!」
彰「ヒルデリカだったか説明しろ。俺だってお前を知らねぇんだからよ」
ヒ「それは私と・・・婚約すると・・・」
彰「んなわけあるかボケ」
ヒ「むぅ・・・・・しょうがない。私は現魔王の娘、ヒルデリカ・ナターニャ、結婚の話しは今日ママから言われた。だけど・・・私の前に現れた彼はフード付きマントに・・・仮面を着けて顔が見えなかった。だから彼が立ち去る前にママが彼に付けたママの魔力を頼りに此処まで来たの」
彰「だからテメェは俺の居場所がわかったのか」
ヒ「魔族は人よりも魔法や魔力で勝っている。古き時代より人は私達魔族の真似をして魔法を自分達のモノにしそれが始めから自分達が先のような我が物顔で・・・」
彰「ストップ、長い昔話みたいなのは無しだ」
ヒ「・・・・・・・・そう」
彰に話しを止められ黙るヒルデリカ
エ「それでヒルデリカちゃん今日はどうするの?」
ヒ「どうするって?」
エ「家に帰らなくて大丈夫なの?親子さんとか心配しない?」
ヒ「我が家の家訓に『嫁ぐ家に伴侶と共に生活せよ』ってのがある。だから此処が私のお家」
エ「な、なんだって?!」
カ「なんか押し掛け女房みたいだね・・・あははっ」
彰「勘弁してくれよ・・・」
ヒルデリカの話しに驚くエミリア、呆れる彰そして苦笑しか出来ないカレンであった
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