魔王登場の巻

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ヒ「大丈夫・・・此処に住まわせてもらう代わりに私が貴方達を守る」 エ、彰、カ「「「・・・・・」」」 ヒ「『その手に掴みし伴侶は己の手で、体で守り通せ』家訓第16条」 彰「お前ん家の家訓いったいどれくらいあるんだよ」 ヒ「100は越えてないから安心して」 彰「何処に安心しろってんだよ!」 カ「あ、あははっ!な、なんか私邪魔っぽいから帰るね」 エ「えっ?あ、うん。またねカレン」 カ「うんまた明日」 その場の空気に耐えられなくなったのか急にカレンはひきつった顔で部屋を後にした。そして部屋に残るは彰、エミリア、ヒルデリカの三人となった ヒ「此処に住むなと言われれば外で貴方達を守ろう・・・それが私の役目」 エ「アキラ・・・」 彰「・・・・・・・・はぁ~、俺の半分も生きてないガキが意気がるなよ」コツンッ ヒ「痛っ・・・」 悲しい事を口にするヒルデリカに彰はベッドから立ち上がりヒルデリカの頭を小突いた
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