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彰「それに俺も居候の立場だ。住みたければエミリアの許可を取れ」
ヒ「お願いします」ﾍﾟｺｯ
彰に言われエミリアに頭を下げ頼むヒルデリカ
エ「わ､私じゃ勝手に決められないからママに聞かないと･･･」
ヒ「どんな返事でも私は文句を言わないから･･･素直な答えをお願い」
エ「わかったわ。ママが帰ってくるまでもう少し掛かるからそれまで彰と居て､私はマリアに事情を話して来るわ」
ヒ「わかった。彼と待機している」ｷﾞｭ-
彰「抱き着くんじゃねぇ！」
エ「････････アキラ､間違っても手ぇ出すんじゃないわよ」ｷﾞﾛｯ
彰「出すか！」
エ「じゃあ行ってくるわ」ﾊﾟﾀﾝｯ
部屋を出る最後に彰を睨み付けながらそう言い残しエミリアはマリアの元へ向かった
ヒ「･････貴方の本名を教えて」
彰「なんだよ急に」
ヒ「結婚する前の自己紹介･･･私は紹介したけど貴方からはされてない」
彰「はぁ～･････如月彰だ」
ヒ「キサラギアキラ･････うん覚えた」ｷﾞｭ-
彰「そうかい･･･いい加減離れろ暑苦しい！」
ヒ「嫌だ」
彰「このガキが･･･」ﾜﾅﾜﾅ
自分に抱き着くヒルデリカを離そうとするが離れず少しずつ怒りが貯まっていく彰であった
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