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ナ「なっ!ぐっ!(体が・・・動かない!)」
彰「【言葉の重み】、その能力は相手の生体電気に俺が発する言葉通りの行動を強制的にさせる」
ナ「くっ・・・・!(やはり・・・彼は・・・)」
彰「・・・・・ノリ気になれねぇや」パンッ
ナ「ぐっ・・ハァ、ハァ、ハァ・・・・」
彰が手を叩くとナディアの体は自由になり苦しみながらも立ち上がり息を整える
彰「勘違いされちゃあ困るんだよナディア先生」
ナ「な、何がよ・・・・・ハァ、ハァ・・・」
彰「俺は人・・・いや人間だ。ちっとばかし此方の世界に関与するな」
ナ「貴方は何を・・・」
彰「何か書くものある?紙とか」
ナ「そこの引き出しに紙とペンがあるわよ」
彰「あんがと」
ナディアがそう言うと引き出しから洋紙とペンを取り出す彰
彰「万年筆かよ・・・書きにくいんだよなぁこれ・・・まぁ書くか・・・書きにく!」ガリガリガリ
ナ「・・・・・・・・」
彰が洋紙に万年筆で何かを書き始めるのをナディアは杖を握り締め警戒しながら見守った
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