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彰「それと俺は一応あんたらの味方だ」
ナ「一応?」
ポケットに手を入れながら言う彰にナディアは疑問に思った事を聞く
彰「最優先はエミリアと手の届く範囲内だ」
ナ「手の届く範囲内とは?」
彰「手の届く範囲内は手の届く範囲内だ。それしか言えねぇし言うつもりもねぇ」
ナ「そうか・・・わかった。今日は済まんな、こんな事をしてしまって・・・」
彰「悪役にされるのなんて馴れてるからな」
ナ「そ、そうか・・・・・今日は帰っていいぞ。明日も学業頑張るんだぞ」
彰「期待されると裏切りたくなるんだよな俺」
ナ「さっさと行け」
彰「へいへい・・・じゃあなナディア先生」
ナ「あぁ・・・」
彰はナディアに背を向けながら手を振りながら屋敷へと足を向けた
ナ「さてと、この料理頑張ってみるか・・・ファイトよナディア」
彰から手渡された料理名の書かれた洋紙を握り締めながらナディアは静かに意気込んだのであった
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