プロローグ

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「許さん、許さんぞ・・・お前も死体にしてやろうオオォォォォ!!!」 ドラゴンはそう叫ぶ、その瞬間かつてない巨大な雷がドラゴンに落ちる。 雷を吸収したドラゴンは青白く輝いた。 稲妻の残滓が身体から迸る。 しかしそれと同時に血も弾けている、こちらもまた限界だった。 「死ねぇぇええええええぇぇぇぇぇ!!!!!!」 ドラゴンは叫び、先程吸収した雷の数倍はあろう規模の稲妻を前方の一点、つまり男へ向けて放った。 男も黙ったまま助走をつけて前方に跳び、手に持つ大剣で迎え撃つ。 二つの力が激突した瞬間、衝撃で辺りがホワイトアウトする。
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