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「悟史くん、酔ってる? あ、まあ 俺もだけど」
「うん。ちょっと呑んだ」
身体中で 甘えるような声。
なんだか 堪らなくなって来てしまう。さっきの軟派男の気持ちが判る気がした。
「あのさ、悟史くん」
「う~ん」
「眠いの?」
「ん…」
「どっかで 休む?」
俺は 何を言ってるんだろう…?
「そうする?」
違うだろ!
「そうしよっか」
頭と行動がめちゃくちゃだ。
悟史くんの色気が 俺をおかしくする。
気がつくと ホテルに向かって歩いていた。
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